たまには。

ここ数日、少しだけ暖かいですが、まだもどるのかな?
店頭では、春物が少しずつ入荷しています。

昨日はkeisukekanda、
今日は新しくお取り扱いの始まる、rikolekt(リコレクト)というブランドの。

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オリジナルのテキスタイル、プリントや織りで表現された柄が
とても素敵です。
今日はこの柄のはおりと、プリントタイツが2柄。
またあらためてご紹介します。

早いですねえ、もう春物。
まだニットとかぜんぜん着ていたいですけどね 笑
セール品もまだまだいいものたくさんあります。
ちょこちょこ、追加したり再値下げしたりしていますので
チェックしてみてください。

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今日は午前中、ガーデンプレイスの写真美術館に、
「植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ 写真であそぶ」展を
見に行ってきました。明日で終わるから焦って。

鳥取の美術館にどうしても行きたくて深夜バスで行ってしまうくらい、
植田正治好きな私ですが あれももう10年以上前のこと・・・
山の上にあって、秋でしたのでコスモスが満開でとても素敵なところでした。

さらに今日の展示見て気づいたのだけど、
私が初めて作品を観たのは東京ステーションギャラリーだったのですが
あの展示がもう20年前・・・めまいが・・・。
すっごく感動して入り口で図録を買ったら、お姉さんが
「植田先生今出て行かれたから、走って追いかけたらまにあいますよ!
 サインもらってきたら?」
って言ってくれて、急いで追いかけて、タクシー乗り場で見つけたのですが
声をかけられず・・・
その数年後にお亡くなりになられたので、少し残念な思い出です。

今回の展示も、もちろん観たことのある作品がほとんどなのだけど
ひさしぶりだったので、またじっくり見られてよかった。
やっぱりあの、家族の風景、砂丘で撮った作品が好きです。
ジャック・アンリ・ラルティーグは、知らなかったのだけど
昔のヨーロッパの生活(しかも裕福な)の様子が見られて面白く。
家具、車、洋服、旅。
しかも、8歳の頃に撮った写真が展示されてるなんて、すごい。

この前見たカイユボット展でも思ったのですが、
昔の画家や写真家ってどうも、貧乏で苦労してぼろぼろで、
没後有名に、みたいなイメージが今まであって。
でもカイユボットも今回のラルティーグも、裕福な家庭に育ち、
いろいろ与えられ、やりたいことをやらせてもらって、そのまま成功していて、
なんていうか、その苦労知らずな感じもまた作風だなあ、と。
朗らかに明るい感じ。ぼっちゃんぽさ 笑。

苦労して苦労して、でも描かずにはいられない、っていう
命削っている感じとは違うなあ〜〜〜とぼんやり思いました。

たまには展示も行かないとですね。