日付変わってしまいましたが、
今日は終戦記念日でしたね。
先日、朝イチで映画を観てきました
「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」という、
ドキュメンタリー映画です
福島菊次郎さんという、90歳になる報道写真家の方に密着したドキュメンタリー
第2次世界大戦、学生運動、ウーマンリブ、そして、東日本震災。
日本の歴史を自分の目で見、体験し、カメラを構えてきた人。
ニッポンの嘘、っていうタイトルですが、
私はそれほど嘘の部分は印象には残らなくて
(もちろん戦争などに関する隠蔽などの話は出てきますが)
ニッポンの、私の知らなかった歴史、という印象でした
戦後の広島で、原爆後遺症に悩んだ人たちの生活
日本やアメリカの対応、原爆スラム、
山口県の祝島で27年間ずっと、毎週原発反対デモが行われていること、
私もよく利用する成田空港の建設時に、あんな闘争があったこと
私が政治や歴史に本当に疎いせいもあるので、お恥ずかしいけれど
知らないことがいっぱいでした。
そういう話が福島さんの体験や記録、写真を通して語られます。
ご自身も、その行動から、暴漢に襲われたり放火されたり、
何もかも捨てて無人島で生活してみたり。
90歳、という年齢ではあるけれど
カメラを構える目の鋭さはすごくて、ぎらりとしている
そしてやっぱり、体験、体感している人の言葉は、
リアリティがぜんぜん違う。
写真ももちろんすばらしい、すごく現実。
同時に、福島さんの独居老人生活も垣間見えます
年金を断り、毎日布団をたたみ、自分でご飯を作り、食べる。
原付にブーンと乗って、スーパーで買い物をしたり
補聴器を買いに行ったり
気力はあってもついてこない、体の衰え
そこにも現代日本の問題が見えてきます
このあたりのほうが、私はいろいろ考えました
家族のこととか。
時々登場する愛犬の柴犬ロクがほどよく和ませてくれています
そんな時はふつうに、おじいちゃんと、老犬
ほそーいからだの、おじいちゃん。
ヒロシマは、聖地ではない。
とても印象に残った言葉。
国や政府に、巧妙に隠されたものを、引きずり出したい
その思いが、今回の震災でもまた、福島さんを奮い立たせていました。
ヒロシマで原爆後に起きた様々な問題は、きっと今回も起きる。
差別や隠蔽やごまかし。
南相馬で撮影をしていました。
福島さんのお嬢さんが言っていたことも印象的だったなあ
見に来ている人たちが、朝1回目だったせいもあるかもしれないけど
お年を召した方ばかりだったのが印象的でした
でも、こういう映画は私たちやさらに若い世代、
いわゆる戦争を知らない世代が見るべき映画だと思いました。
こういう話を出来る人が、当たり前だけれど亡くなられてゆき
どんどん少なくなっている
でも、知っておかなきゃいけない事実です
戦争をしないためにも、そして
原発事故にももちろんつながっているから。
以前、福島さんの特集番組がNHKであったみたいで
youtubeで見られるみたいです。
映画サイトの予告編とあわせて、それだけでも観てみると
おもしろいと思いますよ。
そちらのほうが福島さんの人柄がよく分かる気がしました
昆虫の標本みたいなの作っていたり、素敵なおじいちゃん。
教えてくれた友達に感謝。
http://bitters.co.jp/nipponnouso/
