see through , she threw ,
ハートの、の藤澤ゆきちゃんの展示、「シースルー」を観てきました。
最近何かと話題な、90年代生まれ女子たちの活躍、
(藤澤さんは確か89年生まれなのだけど)
私、目にする度にまぶしく思っていました。
二十歳前後、ちゃんとおしゃれでとってもかわいくて
繊細に、多感に、いろいろと考えていて
それを表現する術も場所もうまく手に入れる彼女たち。
私のその頃なんて、なんにも考えてなくて無駄に小器用で
それでいて、
自分の内面を可視化して表現する方法なんて何一つもっていなかった
いろいろ思慮深くなれたのも30になったくらいだったと思う。
不器用な部分と器用な部分が、私とはまるで正反対で、
ああ、別の生きものだわ、といつも思っている。

でも、今回の彼女の展示を観て、感じたことがたくさんありました。
もちろん展示、すごくすごくかわいくて素敵だし、
今、時代、という感じなんだけど
でも、私も同じ感覚で
猫が好きだったり、鉱石が好きだったり、
紙の切れっ端が捨てられなかったり、
こたつに座ったら眠たくなっちゃったり。
会場に貼ってある、お友達に聞いた質問の答えも
まるで私が昨日もやもやと考えていたことと同じで驚いて
(私はこれは悪いと思うんだ、とか声に出して言うことが、
はばかられる世の中について、とか、まあそんなこと)
まあ、私が成長していないだけかもしれないけれど
似たようなことを思ったり感じたり怒ったり泣いたりしてるんだなあ、と
思ったら、なんだかちょっと安心した。

そして、今の仕事を通じて
半分に近いくらいの年齢の彼女たちに、
出会ったり話したりすることができるのも、
なんだか不思議なことだし、うれしいなあ、と思ったり。
じぇねれーしょん、とか、かてごらいず、とか
あんまり関係ないな
でも関係あるな、
どうでもいいな、わかるかわからないかかな、とか。

もうずいぶんと長く生きてきたことには、別に不満も悲しみもないし
毎日勝手におもしろおかしく生きているけれど
でもやっぱり、不器用に器用に生きてる「今」の女の子たちは
少しうらやましいのでした。
アルコールの強いワインアイスもすっかり美味しいと思える歳。
「あんこちゃん泣いてもいいよピロー」をお願いしました。
「モンスターでうたたねしたくなっちゃうピロー」として使います、楽しみ。
藤澤さん、ありがとうね〜。
ギャラリーROCKETで12日までだそうです。是非。

「ババアあつかいされたら死ぬ」
うん、分かる!
